東洋医学は脈診、腹診、舌診、面診、問診で構成されますが、その中でも最もデジタル化が難しいとされてきた脈診について、世界で初めてISO基準を満たす(注)計測装置の開発に成功しました。

(注)上海中医薬大学による評価

この計測装置の開発により、東洋医の診断を高精度に再現することが可能となりました。さらに、生体データと東洋医学の知見を統合することで、ヘルスケアデータベースおよび診断支援AIの開発を進めています。

東洋医学とAIはブラックボックス処理という点で共通しています。

脈波センシングに対するニーズは大きいものの測定対象の個体差等が、開発の障壁となっていました。

これらの開発課題を克服し、世界で初めてISOに準拠した計測器を開発しました。

計測時の揺れなどによるノイズを除去した「正確な脈波」をAI処理によって導き出しています。

正確なセンシングされたデータに基づくヘルスケアDBおよび診断支援AIを開発しています。

@上海中医薬大学